パワプロデータ拡張センター

育成選手・国際大会選手を中心にゲーム未収録の現役選手を追うパワプロブログ

【パワプロ2024・再現】ジリジラオ・ゴングァン[吉力吉撈・鞏冠](台湾代表)

「吉力怪力男」

ジリジラオ・ゴングァン(吉力吉撈・鞏冠 Giljegiljaw Kungkuan)

台湾 味全ドラゴンズ

 

台湾屈指のパワーとその特徴的すぎる名前が特徴の捕手。「ギリュギリャウ・クンクアン」とも。

持ち前の豪快な打撃で本塁打を量産。2022年、2023年と二年連続本塁打王に輝いている。

台湾の先住民、パイワン族の生まれでCPBLでは初の登録名に民族名を使用。後輩のパイワン族の選手からも同じ形式が生まれつつあり、偉大な先駆者となれるか。

査定について

登録名・・・表記で三択を迫ってくる男。

まず漢字表記だが基本的にCPBLの登録名で漢字表記でも当て字になっている場合は日本メディアではカタカナに直すパターンが多い。(魔鷹→モヤ、後勁→ヘーゲンズ、艾璞楽→エップラー)ではパイワン族の場合は?と著名人を調べてみるとこれもリカラッ・アウー(台:利格拉樂・阿烏 パ:Liglav A-wu)やアリュアーイ・プリダン(台:阿儒瓦苡・篙瑪竿 パ:Aluiay Kaumakan 英:Aluaiy Pulidan)のようにカタカナ表記にするのが一般的っぽい。そもそも「パイワン族」が「排湾族」のカタカナ表記なので。

でさらにめんどくさいことに登録名の当て字をピンイン読みした「ジリジラオ・ゴングァン」とパイワン語の原音を重視した「ギリュギリャウ・クンクアン」*1と二通りのカタカナ表記がある。WEBメディアなら文字だけでいいので漢字表記でもいいが、テレビ中継などでは声で伝えないといけないのでそうはいかない。一応台湾での登録名の「吉力吉撈・鞏冠」を意識するなら「ジリジラオ・ゴングァン」表記、そうでないなら「ギリュギリャウ・クンクアン」表記か。

長らく日本メディアで触れられる機会が無かったのでどのような表記になるかも注目どころ。

なおさらに統一されてないことをいいことにメディア側が変な表記をごり押しする、というパターンもあるので注意。これ一番ありそ~。*2

追記

さすがにキチリキキチロウ・キョウカン(漢字そのまま日本語音読み)は面白すぎる

追記の追記

正しい発音にしてほしい←うん

なので「ギリギラウ・コンクアン」で←だから表記を増やすなつってんだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(でも流石にこっちで統一されるかも?)

 

パワナンバー 11200 70380 88202

 

 

他の作成選手はこちら

*1:頭の固いウィキペディアンによる原音にこだわった表記。ウィキペディアの項目名がこれになってしまっているのでそれに追従している一部メディアも存在する。確かに基本的には原音の表記に合わせるのがウィキペディアのルールだが、そもそも「慣例的に使用されている表記があればそちらを優先的に項目名にする」というルールもあるはずでは・・・

*2:例えばアロザレーナはWBCでTBSが「アロザレーナ」表記を使うまで「アロサレーナ」「アロサレナ」表記の方が多かった